受賞に必要なものは「タイミング」？

先日友人と話しているとき、こんな話題になりました

友人

地域で開催している「手作り作品展」で特賞もらいました(^▽^)/

私

おぉ～すごい！！で、何を出店したの？

友人

キルト作品なんだけどね、実はこの作品………

友人曰く、なんとその作品は完成までに１０年かかったそうです
と言っても、１０年間ずっと作り続けていたわけではなく、１０年前にサークルのみんなと一緒に作っていた作品なんです
サークルの仲間はその時に完成させて当時の作品展に出品しました
しかし友人は最後の仕上げだけがどうしても間に合わず、出品を断念………(´;ω;｀)

そして未完成のまま１０年が過ぎ、ある日ふと気になり作品を完成させることにしました
そして、せっかく完成させたのだからということで、地域の作品展に出品(^▽^)/

するとまさかの特賞受賞です！！！

友人

１０年前完成させて出品していたら、絶対受賞なんてできなかったわ～(^▽^)/

私

そうなの？

友人

だって、当時はサークルのみんなも沢山出品してたから同じジャンルの人が多かったんだよ(T_T)

私

へぇ～でも当時でも賞取れたんじゃない？だってこんなに上手なんだから

友人

いや～無理無理、だって（キルトの）先生も出品してたんだから～
今回はキルト作品、かなり少なかったから審査員の目にとまったんだよ(⌒∇⌒)

ライバルの多い１０年前では難しかった受賞が、今だから可能に！！
全く同じ作品・同じ展覧会なのに時期が違ったことで受賞（しかも特賞！）までしてしまうとは！！
驚きでした

この話、趣味の展覧会だけではなくビジネスでも同じです
ビジネスには必ずタイミングがあります
商品を発表するタイミング、一番わかりやすい例で言うと子どものおもちゃなんて昔からそうですね

クリスマス前に新商品が出ますよね
子どもへのクリスマスプレゼントを狙って一気に新商品が出回ります
これは「どのタイミングで商品を発表するのが一番効果的か？」を考え抜いた結果です

でも今回みなさんに注目してほしいのは、「１０年前の商品をいま出品して受賞した」というところです
みなさんの手元にも「以前提案したが受け入れてもらえなかった」と泣く泣くお蔵入りになった商品はありませんか？
実はその中に「今」だからこそ宝となる商品があるかもしれません

新しく提案をするというのはもちろん大切なことですが、ちょっとアイデアの在庫を整理してみてはいかがでしょうか？
その中にお宝がかくれているかも？？？しれませんよ