慣例のやめ時はいつ?

子どもの習い事から学んだことがありました

好奇心が慣例にかわってしまう

子どもには好きなことをたくさん経験して、いつか本当にやりたいこと、好きなことを見つけてほしい
そう思ってたくさんの習い事をさせている親御さんは多いですよね?

子どもが興味をもって「これやってみたい」といった習い事
最初はその好奇心がうれしくて「やりたがることは何でもやらせてやろう」と思い、どんどん習い事をさせてみるんですが………
さて、皆さんその習い事「やめ時」っていつですか?

「子どもの興味が他のことに移ったら無理強いはしない」
そう思ってはいるのですが、子どもから「やめたい」といわれないうちはそのまま続けている
そんな状態でした

我が家も最初は子どもが目をキラキラさせながら「やりたい!!」と言ってはじめた習い事です
3年ほど続けたある日、「最近楽しんでいる様子がみられないなぁ………」と思い、「嫌ならやめてもいいんだよ?」と聞いてみました

子どもは「やめたくない!!続ける!!」というのでそのまま続けることに………

それから数年後、中学生になって「部活動」が始まりました
どうやら子どもは部活動がかなり楽しいようで、家でも楽しそうに素振りをするという日々です

ところが休日の習い事と部活動がブッキングすることに………(´;ω;`)
さすがに習い事をやめるか、部活動を休むかという選択をすることになりました

習い事を楽しんでいるように見えなかったので「無理して続けることはない」と伝えるのですが、かたくなに「やめたくない!!!」と言ってきます
しかし、部活動も休みたくないと悩む日々が続きます
どうしてそんなに「やめたくない」のか???
そう思ってふと感じたのが、「やめたくない」とはいうが「続けたい」とは言ってこない………
そこで「習い事、楽しい?」「家でやってるとこ見たことないけど、好きなの??」と聞くと、どうも煮え切らない様子で首をかしげて………

「どうしてやめたくないのか書き出してごらん」というと

・いままでの努力
・時間
・教材
 ↓
・全部消える

と書いたんです

びっくりして話を聞くと
「今まで続けてきたことがすべて無駄になってしまう」というんです

どうやら、最初は楽しいと思ってはじめたことが、いつの間にか途中でやめたらすべてが無駄になってしまうという恐怖にとらわれてしまい
「やらなければいけない」に変わってしまったみたいで………(´;ω;`)
楽しいという気持ちは冷めてしまったのですが、他にやりたいこともなかったので続けていたみたいです
そして、いざやめようかと思っても今度はやめることに「恐怖」を感じてやめられない

今回は「部活動」という新たな興味が現状を変化させるきっかけとなりました
何かのきっかけがなければ最初のワクワク感を忘れたまま「現状維持」をだらだらと続けていたのでしょうか?

たしかに一つのことを継続するというのはとても大切なことですが、何のためにそれを始めたのでしょうか?
いつの間にか最初の目的がわからなくなっていませんか?
「なぜ続けているのか?」
いつの間にか慣例になってしまった仕事にも、必ず目的があります

その目的を理解して仕事をしていますか?
目的を果たすためにはそのままのやり方で効果は出ますか?
「現状維持」はとても居心地がいいので、なかなか手放すことができません

しかし、惰性で続けている仕事にどんな意味が???
仕事は長く続ければ続けるほど増えてきます
今までの仕事に新たな業務が加わり………
だからこそ、定期的にたな卸しをしてみませんか?

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