突然ですが、先日8月3日栃木のラジオ番組にゲスト出演させていただきました
FMゆうがお アフタヌーンプラザ パーソナリティーは北村優子さんです
「お家でほのぼの」というコーナーにてお話させていただきました
「優子さんありがとうございました(^▽^)/」
北村優子さんのご紹介はこちら
↓
http://precious-family.com
現職中も保育園や幼稚園、学校、親御さんから
「子どもたちに注意を促したいけど、どうやって教えていったらいいのかわからない」
という相談を多く受けました
地域は変われど親御さんの心配は同じです
今回は主に幼児・小学生を対象とした「教え方のコツ~交通安全編~」のお話をさせていただきました
保育園に通園するようになると、外を一緒に歩く機会も増えてきて「そろそろきちんと交通安全のことを教えないとなぁ………」と気になりだします
しかし親としては「あれも教えなきゃ!これも教えなきゃ!」子どもに伝えたいことが山のように出てきて………
特に交通ルールは子どもの命に係わることです
早く覚えてほしい!きちんと覚えてほしい!という気持ちが先行してしまい、ついついあれもこれも………と次から次へとあふれだし、結局何を教えればいいのかわからなくなってしまいます
私がいつも親御さんに伝えるのは
・一気にたくさんのことを伝えようとすると、結局何一つ伝わらないまま終わってしまいます
・伝えたいことのポイントをおさえて、2~3つの項目を知識として言葉でしっかりと伝えます
・知識だけでは不十分なので、かならず子どもさんと一緒に外を歩いて教えたことを実践して体験させましょう
ということです
保育園のうちは特に
・止まる→交差点などの危険箇所では必ずいったん止まる
・見る→危ないモノ(車や自転車など)が近づいてこないか周りをよく見る
・待つ→車やバイク、自転車などが近づいていたらそのまま待つ
の3つを徹底的に教えます
そして「止まる」「見る」「待つ」を一つ一つ詳しく教える………のですが、道路の状況は地域によってさまざまです
一つとして同じ道はありません
なので、必ず親御さんが「ここは危ないから止まるんだよ」「危ないモノ近づいてきてないかなぁ?」「車が近づいてるから止まって待とうね」と声をかけながら実際に道路を一緒に歩くようにしてください
「実生活の中で親御さんとコミュニケーションをとりながら覚えていく」これほど効果的な交通安全教室はありません
お巡りさんや交通指導員さんが実施する交通安全教室は多くて1年で2~3回程度、時間にして2~3時間ほどしかありません
しかし、親御さんが隣について教えてあげられる時間はその何十倍もあるのです
「四六時中そればっかり考えていられないよ」という方も見えるかと思いますが、特に注意して教えるという必要はありません
ただ、日常の子どもさんとの会話の中で「ここ危ないな?」「きをつけてほしいなぁ」と思うことをそのまま言葉にして伝えればいいだけなんです
この「言葉にして伝える」のがなかなかできない………(´;ω;`)
でも「今の車あぶないなぁ」「ここって本当に見通しわるいなぁ」「あの車まっすぐ来るかなぁ?まがるかなぁ?」「運転手さん私に気が付いているかなぁ?」とか心の中で感じていることは数十回とあるのでは?
その心の言葉をぜひ子どもさんにも伝えてあげてください
そうすることで、子どもさんは日常生活の中から自然と交通安全・危険を回避する能力を身に着けることができます
そして、子どもさんがある程度一人で外を歩くようになったら………
「もう大丈夫」ではないんです………残念ながら(´;ω;`)
実は小学生の交通事故で最も多いのが小学生3~4年生です(事故原因の№1は飛び出しです)
外に出ることに慣れてきたこの時期にふと出てしまうゆるみが危ない!!
以前ほど子どもにべったりついて教えることはしなくても、ときどき声をかけてあげることで子どもさんの気持ちがきゅっと引き締まります
それでもどうやって教えたらいいかわからないわ?という方、自動車安全運転教育推進協会では「交通安全の教え方」も指導しておりますのでご相談ください(^▽^)/
http://safedrive.education/contact.html