前回の記事である建築会社の経営者が「新入社員一人が1年後に辞めると1000万円の損害になる」とおっしゃっていた話をさせていただきました
では、その経営者が次に考えた採用の募集方法とは何なのでしょうか?
ちなみに、前年の募集方法は「採用広告」でした
(200万くらいかけて広告を出し、2人を採用、結果1人が1年後にやめてしまいました)
ハローワークや新聞、折込チラシなどを中心にとにかく採用広告を出したそうです
そして今回、社長が目を付けたのは「お客さまの家族(子ども)」です
つまり家を購入してくれたお客さまの中から新社会人になる子どもさんを持つご家庭に募集をかけたのです
お客さまから「紹介」してもらうというのはよくありますが、今回はお客さまの「ご家族限定」での募集をおこなったのです
なぜ「紹介」ではなく「家族限定」にしたのでしょうか???
もちろん理由があります
社長はとにかく
「実際に弊社が建てた家に住んで、家を気に入ってくれている人」
「誰よりも弊社の家の良さを実感してくれている人」
に来てほしいと思ったのです
だれよりも会社の商品(住宅)の魅力を知っている
「お客さま」の気持ちがだれよりも理解できる
すでに家族ぐるみでの付き合いなので、すでに信頼関係が築けている
さらに、今住んでいる家をもっと好きになってほしい
などの理由でこの採用方法を取り入れたとのことです
もちろん、メリットだけではありません
もし採用後にトラブルが起きれば、お客様でもあるご家族にも大きな影響が出てしまいかねません
メリットがあればデメリットもあります
しかし実際にやってみないことには結果が出ません
社長は意を決してこの採用方法を試すことにしたそうです
さて、この採用方法が吉と出るか凶と出るか???
2,3年後、社長に結果を聞いてみたいですね(^▽^)/