ホスピタリティという言葉が日本で使われるようになったのは1990年代です。
しかし、ホスピタリティの起源は人間が共同体を形成するようになったはるか昔までさかのぼります。
共同体の外からやってくる人間を「異人」と認識し、その異人に対して宿舎・食事・衣類を無償で提供する
「異人歓待」という風習が生まれました。
この風習は現代でも多く見られ、人を歓待する際に豪華な食事を提供するという行為は多く見られます。
これは、同じものを体内に摂取するという「共飲共食」の行為を通じて、
初めて主人と客人との間に断ち難い連帯の絆が生じるという思想が背景にあります。
この「異人歓待」「共飲共食」の考え方がホスピタリティの原点にあり、
現在でもホテルやレストランを中心に接客接遇の向上を重視する社員教育プログラムに多く組み入れられています。
現在では、接客接遇としてはもちろん、社内環境の改善や営業スキルとしてもホスピタリティが大きな効果を上げています。
そもそもホスピタリティは、「人と人の感謝のキャッチボール」です。
ホスピタリティを身に着けることで、自然と自分以外の他者を理解・尊重し相対的な感謝の想いが生まれてきます。
接客接遇の向上や営業スキルの向上を目的としてホスピタリティを身に着けた結果、
人に対する感謝の想いが生まれ、社内だけでなく家族へもいい影響を与えたということはめずらしくありません。
「お客様を理解するためにホスピタリティを学びましたが、家族への感謝の思いも改めて実感しました」
「最近よく『なんだか雰囲気が柔らかくなって話しやすくなった』と言われます」
「お客様から『私のことをここまでわかってくれるのはあなたが初めて』と言われました」
「感謝の想いを伝えるようになったら、妻と子どもの態度が優しくなった。お父さんは嬉しいよ!」
など、多くの感謝の声をいただいています。
弊社の研修は「会社が元気になる!社員も家族も笑顔になる!」をモットーに
「会社」「社員」「家族」の絆を強固にする研修を提供しています
このホスピタリティ研修は
会社も社員も家族も元気になる『三方良し研修』プログラムの一つです
日本ホスピタリティ推進協会認定資格
AHC(アソシエイト・ホスピタリティ・コーディネーター)の資格取得も可能です
資格取得には一定時間数以上の履修時間と認定試験の合格が必要となります(1年更新)